ヒールは長く履いていると、中の金属部分が出てきてしまい歩く度に「カンカン!」と響く音がして不快に感じますね。
でも、ヒールの金属部分が出てきてしまった時には自分で修理することが可能です。
「修理屋さんにお願いするのはなぁ・・・」と思っている方は、ぜひ読んでみてください。
ヒールの修理方法は3ステップ!
ヒールの中の金属部分を鳴らなくするなんて、なんだか難しそうな修理方法だと思いませんか?
でも実は、以外と簡単で3ステップで完了します。
材料は、「ペンチ」・「靴底修理キット」・「ハンマー」です。
早速手順を見ていきましょう!
ステップ1:ヒールのカンカン部分「ヒール釘」を抜く
まず、カンカン鳴る元凶であるヒール釘を抜いていきます。
ヒール釘を抜く時は、少しだけ出っ張っているヒール釘の部分にペンチを挟んでクルクルと回しながらゆっくりと抜いていきましょう。
すると、スーッとゆっくりヒール釘が出てきます。
ステップ2:ヒール穴に靴底修理キットをはめる
ヒール釘がなくなったヒール部分は、ぽっかりと穴が開いています。
その穴の部分に、靴底修理キットをはめていきましょう。
「靴底修理キットなんて、どこに売ってるの?」なんて思う人もいるかもしれませんね。
靴底修理キットは、楽天やアマゾンなどの大手ネットショップなら簡単に手に入れることが可能です。
気になるお値段は、500円くらいで買えるものがほとんどなのでぜひチェックしてみてください。
ちなみに、私がオススメするのはこちらの靴底修理キットです。
口コミも良いので、迷った時には参考にしてみてくださいね。
ステップ3:ハンマーで靴底修理キットを打ち込む
靴底修理キットをヒール穴に入れる時は、ハンマーを使って打ち込みます。
ハンマーには、あまり力を入れる必要はありません。
女性の力でもちゃんと入るので、軽く力を加えるだけで十分OKです。
もしも、ハンマーを使う時に靴が安定しない時は靴の修理専用金台があると便利ですよ。
靴修理専用金台があれば、金台の上に靴を逆さまに置いて安定させてからハンマーが使えるので、靴がグラグラしなくなります。
こちらもネットで簡単に買えるので、慎重にハンマーを使いたい時には購入の検討をおすすめします。
以上がヒールの修理方法です。
「ヒール釘を抜き取る→靴底修理キットを入れる→ハンマーで打ち込む」という、かなり簡単な方法です!
ヒールの金属部分が抜けない時の対処法はコレ!
ヒールの修理を行う上で、一番問題が起こりやすいのがヒール釘を抜く「ステップ1」です。
どうして問題が起こりやすいのかというと、ヒール釘というのは相性の良いペンチを使わないと上手に抜くことが出来ないからです。
では、どのようなペンチを使うと上手く抜けないのか?
ヒール釘を抜く時に上手く抜けにくいペンチは、金属ペンチです。
金属のしっかりしたペンチを使うと、ヒール部分をつかんだ時に滑ってしまい、何度も繰り返している内にヒール部分を傷つけてしまうこともよくあります。
ヒール釘も金属、ペンチも金属では滑りやすいのであまり使わないことをおすすめします。
一方、ヒール釘を抜く時に相性の良いペンチは?というと、ソフトタッチペンチです。
ソフトタッチペンチを使うと、ヒール釘をしっかりつかみやすく左右に数回まわして抜くだけで簡単に抜くことが可能です。
ヒール釘が上手く抜けない時には、ペンチを変えてみてくださいね。
自分で抜けない時はどうする?
もしも、先ほどご紹介した手順でヒールの金属部分を抜いても上手にいかない時はどうしたらいいのか?
ヒールは自分で修理することが可能ですが、あまりに左右のヒールの高さが違っている時などは上手く修理ができないかもしれませんよね。
でも、大切なヒールでこれからも長く使っていきたいと思うなら、その時は靴の修理店に持っていくようにしましょう。
プロに任せれば、自分で修理するよりもうんと見栄えよく上手にやってもらえます。
靴の修理店なら金属部分を上手に交換してくれるので、安心して任せることが出来ますよ!
まとめ
ヒールが劣化して歩く時に「カンカン」鳴ってしまう時には、自分で修理する方法があります!
自分で修理すればお金があまりかからないのでいいですね!
修理方法は、
・「ヒール釘」を抜く
・ヒール穴に靴底修理キットをはめる
・ハンマーで靴底修理キットを打ち込む
という3ステップです。
自分でヒール釘が上手に抜けない時には、ペンチをソフトタッチペンチにして再度挑戦してみてください。
ソフトタッチペンチなら、金属部分のヒール釘もガシッと掴むことが出来ますよ!
しかし、ソフトタッチペンチに変えても上手にヒール釘を抜くことが出来ない時には、プロの靴修理店にお願いするようにしましょう。
無理に自分で修理し続けると、ヒール部分も痛めてしまう可能性があるので気を付けてくださいね!